創立25周年を迎えました
新エィシーイー・新燃焼システム研究所(ACE)創立25周年
前身の新燃焼システム研究所が、1987年2月に設立されてから、今年、2012年2月で満25年を迎えました。その間、出資会社からの出向研究者・技術者は延べ87名を数え、出資会社の役員と兼務で研究を指導していただいた当社の役員は延べ60名を数えます。これらの方々のお陰で今日まで研究を続けて来られました。ご指導、ご助言いただいた出資会社の研究者・技術者の方々、専門分野でご指導いただいた大学の先生方、計測機器、試験設備の導入にご協力いただいたメーカの方々、資金面でご協力いただいた出資各社の方々に感謝申し上げます。更に、1987年の設立当時の通産省自動車課の方々、各メーカの方々、その後の運営面でご指導いただいた基盤技術研究促進センターの方々、2002年から国土交通省のプロジェクトを受託しております国土交通省自動車局環境政策課の皆様、プロジェクトを直接、推進、実行する交通安全環境研究所の皆様に、衷心をもって感謝申し上げます。これからも、ディーゼルエンジンの高効率、クリーン化を目指して世界をリードする研究を続けて参りますので、ご支援、ご指導をお願い申し上げます。
受賞いたしました
社団法人 自動車技術会 論文賞 2006年5月
論文名 単気筒エンジンによる超高過給ディーゼル燃焼の研究(第2報)
掲載誌 自動車技術会論文集 Vol.36,No5
青柳友三 長田英朗 三沢昌宏 広沢友章 (叶Vエィシーイー)
小高松男 (早稲田大学)
受賞理由
すべてのエネルギ変換機器のなかで最も効率の高いディーゼルエンジンにおいて、排気中の煙と窒素酸化物(NOx)を排気管中処理装置を使わずに極めて低いレベルにしつつ高い効率を実現することの可能性を示した。それは、約2000気圧(大気圧の2000倍)という、現状の約2倍の高い圧力で燃料をシリンダに噴射すること(超高圧噴射)、現状の4倍近い圧力で空気をシリンダに供給すること(高過給)、そして排気の一部を吸気に戻すいわゆる排気再循環(EGR)を極限まで行うことで実現した。その結果、煙はほぼゼロ、窒素酸化物は現状の1/10以下としつつ、燃料からシリンダ内で燃焼したガスが発生する動力への変換効率(図示熱効率)が最大55%、燃料からエンジン出力軸での動力への変換効率(正味熱効率)最大47%という値を達成することができ、排気と効率の両立をはかることで次世代ディーゼルエンジンの未来を切り拓くことが期待される。



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