背景

1) 社会のニーズ
 ディーゼルエンジンの排出ガスの無害化とCO2の削減
2) 規制の動向
 最も厳しいポストポスト新長期規制(2016年WHTC導入、2030年CO2 30%削減)
 燃費規制;2015年に2002年対比12.4%燃費低減
 
3) 国のプロジェクト(ディーゼルの将来性を高める)
 スーパークリーンディーゼル(軽油)と水素化バイオのプロジェクト
4) 新エィシーイーとして
 ディーゼルエンジンの無害化と低CO2化に積極的に取り組む

ディーゼルエンジンの無害化のための燃焼コンセプト
1) 高過給・高EGR主体のディーゼル燃焼を基本とする
2) 高圧燃料噴射の積極的利用

燃焼のコンセプト(ねらい)
@ 希薄燃焼(O2濃度を高め完全燃焼)
A 高過給(高密度の空気で燃焼)
B 高密度の空気中に燃料噴射
(燃料ピーク濃度を下げる)
C 高BMEP
(相対フリクション、熱損失の低減)
D 広域・多量EGR(NOx低減)

2011年度までの実施事項
1) 単気筒エンジン
 ・250MPaレベルの高圧噴射化
 ・500kPaの高過給化
 ・高過給時の広域多量EGR化
 ・可変スワール採用
 ・高Pmax対応、モノサームピストンの採用
2) 多気筒エンジン
 ・スーパークリーンディーゼル(多気筒)を試作
 ・新型の高過給ターボと2段過給
 ・高過給・高EGR率を実現
 ・可変バルブタイミングシステムを試作
 ・250MPaの高圧噴射
 ・FCD(ダクタイル)ピストン
 ・ターボコンパウンド

 以上により排出ガスおよびPMを大幅に低減することができた

 
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国土交通省プロジェクトを推進中

プロジェクト名 :
目 的   
 スーパークリーンディーゼルエンジンの開発試作
 スーパークリーンディーゼル自動車に搭載するパワートレーンシステムを試作し、 
 2016年頃の実用化を目指す。

     
公的研究費の不正使用防止に向けた取り組み



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